ちぃのダンスブログ

立ち位置はいつも目立たない他人のうしろ...興味本位でダンスを始めたけど、どうすれば上手くなるか分からない人向け 27日で自由自在に身体を操れるようになって、立ち位置最前列の超華型!周りからかっこいい!とほめられるようになる方法

舞台用語について

こんにちは、ちぃです。

 

今回は舞台に立つ時に必要な

最低限知っておきたい用語を簡単に紹介します。

 

ダンスを始めると遅かれ早かれ、

人前で踊る機会があると思います。

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その時、指示を出す先生や、スタッフ、照明の方の

言ったことが理解出来なければ、リハーサルなどが

スムーズに行かなくなってしまったり、

自分だけ動きがズレてしまったりします。

 

そうなってしまうと恥ずかしいですよね。

ですからそのようなミスをしないよう、

最低限、知っておくべき用語を頭に入れましょう!

 

全部で9つ紹介していきます。

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用語①【上手・下手】

舞台に立つ際、舞台の左右は

右側、左側で表されません。

舞台上では上手下手で表されます。

 

舞台の 左側【上手】(かみて)

舞台の 右側【下手】(しもて) と言います。

 

客席から見た場合は逆で、

左側が下手、右側が上手 となるので要注意です。

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用語②【バミリ・ポイント】

舞台やステージになんの印もなければ、

立ち位置が分からず、目測ではズレてしまいますよね。

それを防ぐため 舞台上に付けておく印のこと

バミリやポイントと言います。

 

バミリの打ち方は、会場やイベントごとで

違う場合があるので、リハーサルや、

場当たり(用語④にて説明) で確認しておきましょう。

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用語③【へそ】

一言で言うと、舞台の真ん中です。

例えば、「へそに立って」 と言われたら、

「舞台の真ん中に立って」ということです。

 

へそには9割5分、バミリがしてあります。

しっかりと確認して、位置取りに役立てましょう。

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用語④【場当たり】

簡単にいうと、

リハーサルの場所確認だけバージョン です。

 

リハーサルの場合は、実際に曲もかけて

一通り踊ってみたり

ダンスの最終調整をしたりしますよね。

場当たりは、曲をかけて一通り通しません。

場所、位置の確認だけです。

 

本番当日、たくさんの演目がある場合、

ひと演目ずつリハーサルをしていると

時間がかかりすぎてしまうため、

リハーサルが 場当たりに変わる場合があります。

 

この場当たりの時にバミリや袖幕(用語⑤にて解説)

で位置を確認しましょう。

 

例えば、先生などから

「場当たりでは最初と最後をやるよ」

と指示であれば

「場当たりで最初と最後の位置を確認するから

場当たりが始まったら、その位置についてね」

ということになります。

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用語⑤【袖幕 (そでまく) 】

室内舞台の横にあるヒラヒラした幕、

あれの名前が実は袖幕といいます。

舞台袖を隠すためにあります。

なんでわざわざ袖幕を紹介するのか、

理由は二つあります。

 

1つは、位置の確認に使うから。

もう1つは、絶対に触ってはいけないから。

です。

 

ステージによって変わりますが袖幕は数箇所あります。

バミリが少なかったり、照明の関係で見にくい場合、

その袖幕を使い 立ち位置や、入り はけの位置を

決めることがあります。

 

「袖幕の前から2つ目から入って、はける時は4つ目ね」

などと言ったように使います。

 

また、2つ目の理由であげたように、

袖幕は絶対に触ってはいけません。

 

知らない人も多いので簡単に触ってしまいがちですが、

実はタブーです。

知らないと恥なので、この機会に覚えておきましょう。

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用語⑥【板付き・音先】

簡単に言うと、曲が始まる瞬間、

ステージ上にダンサーがいるか、いないかです。

 

既にステージ上にダンサーがいて、

入場→曲 の構造を "板付き"

曲が始まった時にまだステージ上にダンサーがおらず、

曲→入場 の構造を "音先" といいます。

 

音源を事前に音響の方へ渡す際、板付きか音先かを

伝えないと、まだ入場していないのに

音が始まってしまう などといったトラブルになります。

事前にはっきり決めておき、必ず伝えておきましょう。

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用語⑦【ゲネプロ

ゲネプロは、一言で言うと、

本番と全く同じように進行するリハーサルです。

 

本番当日と全くおなじタイムスケジュールで、リハーサルをします。

集合時間から始まり、場当たりのタイミング、

本番、解散まで本番当日同様 行います。

 

その際不具合やトラブルが起きても

小さなものであれば、そのまま進行を続けます。

全てが終わった際や、空き時間などに

改善すべき点を見直して、本番の成功に繋げます。

 

ゲネと略されることが多いので注意です。

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用語⑧【さす】

別名【スポットライト】です。

スポットライトと言えば分かりやすいですよね。

なのに さす と言います。

 

例えば、「さすがへそだから、ズレないでね」

というのは「スポットライトが

舞台の中心に当たるから、ズレないでね」

ということです。

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用語⑨【1ベル・2ベル】

室内ステージでの場合、プログラムが始まる前に

まもなくの開演をお知らせするために、

館内放送でベルやブザーがなる場合があります。

 

開演5分前になるベルを "1ベル"

開演直前になるベルを "2ベル" といいます。

2ベルは本ベルと呼ばれることもあります。

 

1ベルがなったら出演準備として、身体をほぐしたり、

周りの仲間たちと気合を入れあったり、

本番へ気持ちを切り替えましょう。

 

2ベルがなると、照明も消え、どん帳も上がるため

なるべく静かに、雰囲気を壊さないよう

自分の出番に備えましょう。

 

板付きの場合、1ベルがなった地点で

ステージに移動し、ポジションにつく場合が多いです。

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以上9つになります。

 

『ステージでの場当たりが始まったらすぐ、

板付きの人はそれぞれ付いてください。

その時に、バミリと袖幕を確認して

自分の動きを一通りイメージしておいて下さい。

さすがへそだから、ソロの人はズレないように。

場当たりが終わり次第、

明日のゲネに向けて各自解散でお願いします。』

 

とややこしい指示がでたとしても、この記事を読んだ

みなさんなら、意味がぱっとわかると思います!

 

今回紹介したのは

知らないと現場で恥をかいてしまうような

重要な用語です。

しっかりと覚えて、おきましょう!

 

 

では。