ジャズダンスにおける腕&脚の向き
こんにちは、ちぃです。
今回は"Jazz" を踊る上で、
必ず知っておきたい
腕・脚の正しい向き
について説明します!
そもそも、ジャズダンスってどんなジャンル?
と思った方は、ぜひ下の記事を読んでみて下さい!
▼ジャズダンスとは?▼
ジャズダンスは ほぼほぼ
どのジャンルにも通用する身体の使い方を学べる
ため、少しでも学んでおくだけで
とっても得になります。
そんなジャズダンスを踊る中で、
1番大切なポイント は
手先・足先 だと前回お教えしました。
今回は 肩から手先、つまり腕 と
腰から足首、つまり脚 の2箇所です。
なぜこの2箇所が大切なのか..?
まず、その疑問を解決していきましょう。
たとえば、身体の隅まで意識して
手先・足先を完璧にしたとします。
手足の形は完璧なのに 、先生に
「手が汚いよ!」
「もっと足綺麗にのばして!」
と言われたことはありませんか?
手足の形が完璧なのに、
注意されてしまうのは、悲しいし
なにより 疑問ですよね。
なぜ汚く見えてしまうのか。
こたえは簡単!
手足へと繋がる腕脚 が汚いから!
ひじも、ひざも、
ただ伸ばすだけ では
ダメなんです!
たとえばですが、
あなたが旅行に行きました。
とある旅館に泊まります。
客室は手入れがされていて、
とても 綺麗で完璧 です。
しかし、客室までの玄関や廊下は
ホコリが舞い、カビが生え、天井にはゴキブリが。
さて、この旅館全体を見た時
綺麗で完璧と言えますか?
このようなイメージです。
いくら手足先をマスターしても、
それは手足先 止まりです。
腕・脚として全体を見たとき、
観客に 綺麗で完璧 と思わせるためには
手足先に加えて、腕脚が必要です。
そこで、腕脚に形はないので、
向き が大切になってきます。
今すぐに 腕・脚の正しい向き を覚えて
ソロへの階段を
ガンガン登っていきましょう!
【腕・脚の向き】
バレエの手 と呼ばれる手の形を
前回やりました。
その手の形、実は 腕の向きを決めるとき
かなり重要な役割を持っています。
バレエの手は人差し指のみが
飛び出ているような形でした。
その人差し指から、肩までを折らない!
これが正しい腕の向きです。
脚についても加え
くわしく説明します。
肩から人差し指まで
ひじ と 手首 の2箇所、
腰から足先まで
ひざ と 足首 の2箇所、関節があります。
①その2箇所を急激に折らないこと。
②なめらかな曲線 もしくは
一直線 にすること。
具体例を出すと、ここのラインです。
そして、もうひとつ重要なのが
ひじ と ひざ の向き です。
1番簡単な覚え方は、
③ひじ と ひざは
絶対に 内側へ向けない こと。
ひじとひざが内側に向くことは
フリの中で よっぽど無いです。
特にひざは 95%無いです。
なぜ無いのかというと、単純に
汚く見えるから。です。
ひじやひざが内側を向いていると、
関節が折れているように見えてしまい
腕脚が1本の曲線、直線に見えず、
結果綺麗に見えません。
フリによって ひじ・ひざの向きは
異なると思いますが、
内側に向けるのはダメ
ということを覚えておけば大丈夫です。
綺麗で完璧の道を大きくはずれ、
汚く、間違って見えることはありません。
上の写真は、ひざの向きが違うだけで
脚が曲がって見える写真です。
参考にしてみてください。
【プチ大切ポイント】
後ろに脚を伸ばす場合、
膝が下に向いてしまいがちです。
後ろに脚を伸ばす場合は
必ずひざが外向きです!
伸ばしたとき、ひざに注意して踊りましょう。
着々とソロを狙っていくために、まず
フリの中で腕脚を伸ばす場合の
関節の向き、折れていないかを
見直して見ましょう!
『考えて踊る』
大切なことです!
では。