柔軟の仕方
こんにちは、ちぃです。
今回は、踊る前にしておいた方がいい柔軟について、
説明していきます。
仕方について説明していきます、と言ったものの、
柔軟しておくことの重要性が分からなければ、
やる気も起きないですよね..
柔軟が重要な理由は、
準備運動が重要な理由と重なります。
ですから まず、前回の【準備運動編】で説明した
"準備運動の重要性" もあわせてお読み下さい!
▼前回▼
さて、柔軟ですが、ダンスをするにあたって
柔らかくしておきたい筋肉は
①膝の裏から太ももにかけて
②ふくらはぎ
③足の付け根 (股関節)
④脇から腰にかけて (身体の横)
⑤【シークレット】
の5つになります。この5つは全部1つの流れで
ほぐすことが出来ます。
上から順に流れでほぐしていきましょう。
また、【シークレット】の部分は後々説明しますので
ぜひ最後までお付き合い下さい!
①膝の裏から太ももにかけて
最初に、体操座りから、膝を伸ばして座りましょう。
そして、つま先を触りに行くように、
上半身を前に倒します。
下の絵のような状態です。
限界まで倒す
▼
10秒キープ
▼
上半身を戻す
を1セットとして、これを3セット行います。
②ふくらはぎ
①を行った姿勢のままで、
ふくらはぎを伸ばしていきます。
行う手順は①の
限界まで倒す▶︎10秒キープ▶︎上半身を戻す
と同じです。
ではどこを変えるのか....
答えは【足先】です!
足先を伸ばしたり、立てたりしてふくらはぎを
ほぐします。
①の手順、2番目の10秒キープを
5秒つま先を立てる
5秒つま先を伸ばす
に変えて3セット行いましょう。
ここでちょっとした豆知識!
バレエで使う用語なのですが、
つま先を伸ばした状態を【ポイント】
つま先を立てた状態を【フレックス】といいます。
③足の付け根 (股関節)
①、②の体制から、両足を開いて開脚しましょう。
無理のない程度に開きましょう。
足先をポイントで身体を前に倒す
▼
10秒キープ
▼
戻す
▼
足先をフレックスで身体を前に倒す
▼
10秒キープ
▼
戻す
を3セット行いましょう。
慣れてきたら、身体の倒す方向を前だけでなく、
左右にも倒してみましょう。
さらに身体がほぐれます。
④脇から腰にかけて (身体の横)
④まで来たら身体もだいぶ温まってきたと思います。
あと2手順です、頑張りましょう!
脇から腰にかけては、③の開脚の状態で、
股関節と同時に伸ばすことができます。
簡単にやりかたを解説すると、
開脚した状態で、下の絵のように体の横を伸ばします。
この時、身体が前に倒れないように気をつけましょう。
伸ばす場所は身体の横です。
正面を向いたまま、限界まで真横に倒れましょう。
身体を横に倒す
▼
10秒キープ
▼
戻す
を3セット行いましょう。②や、③のように、
足先をポイント、フレックス、どちらも行うことで
股関節もさらに伸ばすことができます。
⑤【シークレット】
いよいよ、⑤、シークレットです。
さらにダンスを上手く見せるために、
【肩】もほぐしましょう!
"肩をほぐす"と聞いてもぱっとしない人が
ほとんどだと思います。
しかし、肩をほぐしておくことで、動きが大きく見え、
よりダンスを上手く見せることができるのです!
ではどうしたら肩はほぐれるのか。答えは簡単!
①と②を数回やるだけです!
【やり方】
腕を①の絵のように前で組みます。
そして、伸ばしてない方の腕を後ろに引きます。
腕を②のように後ろに回します。
片方の肘を曲げて、もう片方でその肘を真横に引きます。
以上です。
こんなことでほんとに腕って柔らかくなるの?
と不安になりますが、塵も積もれば山となります。
毎日ほぐせば必ず柔らかくなります。
ぜひ試して見てください!
以上のように、たった5つで
身体を柔らかくするすることが出来ます。
柔軟は1歩間違えば身体を逆に痛めてしまう原因に
なりますので、どの手順も無理のない程度に伸ばして、
もっともっとダンスの幅を広げて楽しみましょう!
では。