アイソレーションの鍛え方とコツ【腰編】
こんにちは、ちぃです。
今回も前回、前々回同様
アイソレーションの鍛え方とコツを、
1から説明していきます。
まず、そもそも"アイソレーション"とは何なのか?
答えは、 分離・隔離すること です。
ダンスにおけるアイソレーション (以下アイソレ) は、
特定の身体の部分をほかの大部分と切り離して
動かすことを指します。
前々回のアイソレーション【首編】で
もうほんの少しですが詳しく説明していますので、
そちらを先にご一読頂けると理解しやすいと思います。▼
アイソレーションの鍛え方とコツ【首編】 - ちーのダンスブログ
アイソレーションの鍛え方とコツ【胸編】 - ちーのダンスブログ
ダンスをする上で、 アイソレが
自由にできるようになると、 可動域が増える上、
人間離れしたようなかっこいい動き や、
技が出来るようになります。
逆にできないままだと、動きに限界が来てしまいます。
その結果、動きは小さく見え、変化のなくつまらない
誰にでもできてしまうダンスになってしまいます。
頭一つ抜け出て、ソロを獲ることはできないでしょう..
人外技を身につけ、ソロを獲る第1歩を
一緒に学びましょう!
【腰のアイソレーション】
腰のアイソレはおしりの動かし方が密に関わってきます
意識すべき大切なことは、
上半身を決して動かさないこと です。
このことを頭に置きながら、
腰を 前後左右 に動かす練習をしてみましょう。
そしてもう1つ、腰を大きく動かすために
膝を少し曲げて、体を下に下げた状態で練習しましょう
腰は痛めやすいため、練習は必ずストレッチをしてから
ということも忘れずに。
①下腹部を前に出す
前に下腹部を出してみましょう。
上半身の位置や角度は変えず、
下腹部だけを前に出します。
この時ですが、おへそ下の部分を、
下からすくいあげるような軌道になるよう動かすことが
ポイントです。
横から見た時、おへそ下の部分で U を書く
イメージです。
②おしりをうしろに出す
おしりを後ろに突き出します。
このときも もちろん上半身は固定です。
①のポイントと同様、すくいあげること、
横から見た時、おしりでUを書くイメージで
出すことがポイントです。
③おしりを左右、横に出す
腰を左右、横に突き出します。
この時も前後同様、おしりでUを書くイメージです。
横に突き出すというより、少し横上に上げる感覚です。
脇から腰までの距離を縮めるイメージを持ちましょう。
④前▶︎右▶︎後▶︎左 の順 と
前▶︎左▶︎後▶︎右 の順 で出す
ここまで3手順が終わったら、
あとは4方向を流れで練習するだけです。
この部分は首・胸のアイソレとやり方は変わりません。
順番に突き出してみましょう。
この時、前から右、右から後 のように出す場合
毎回必ず1度元の場所 (真ん中) に位置を戻すこと。
を条件として練習してみてください。
慣れてきたら好きな音楽をかけ、
8拍ずつ、4拍ずつ、2拍ずつ、と移動をリズミカルに
練習するのもいいですね!
2拍ずつの場合、移動が早く 難易度が高いので
目標にしてもいいと思います。
⑤回す
④と同じ順番で、次は毎回元の位置に戻さないまま
滑らかに4箇所を通過するよう、回してみましょう。
右回転、左回転どちらもしましょう。
コツは、どの箇所も1番遠くを通るよう意識すること
です。各箇所均等な早さで回す練習がオススメです。
上半身をしっかり固定させて、下半身を
回せるようになったら、腰のアイソレはもうマスター
できています!
腰のアイソレは振りを踊る上で基本となり、
すごく重要です。なので マスターして振りの中で
使えるようになると ソロへの道がぐんと短くなります!
上半身を固定することがポイントなため、
おへその横に両手を当て 上半身が動かないよう
意識することから まずは練習を始めましょう。
身体を半分に分離させて振りをより個性的に
踊りましょう!
では。